山は越えたようです。

久しぶりの更新ですが、この数か月は正直ちょっと大変でした。

追いつめられると頑張れるタイプの僕ですが、さすがに

キツかった!

 

でも最高に充実した日々でした。

 

久しぶりに百貨店での展示から、ちょっと遠方に行き、

それから今回はまた個展を開催できるご縁を頂きました。

中央区に古くからある「さいとうギャラリー」さん 

 

これは本当に良かった。素直に嬉しかった。

いつもそうですが、やってみないと起こらない繋がりと感情に終始

振り回されていますが、これは心地よい瞬間です。  

今回、空間を特に意識しました

広いスペースは機会が少ないので、ずいぶん勉強になります。

こういうのはイメージと実際の場では全く違いますので、経験するのが一番なんだな~と。

 

過去の作品もいくつかありましたが、また違った雰囲気に見えたでしょうか? 

今回のテーマは赤(緋)と遊ぶでした。

これは銅の別の呼び名:アカ という意味で主役や脇役、様々な

銅の可能性を表現したかったというものです。

七宝をからませた新作も目立ちましたが、もっと面白い表現が出来るのではないかといつも思っています。

異素材はパレットの中にある絵の具の一つの様な感覚です。

 

僕はセオリーを踏むよりも思いたったら実験派なので、まだまだ完成作品とは言えないものばかりですが、自分勝手にいつも何かを

試すのはとても楽しく、発見の連続です。  結局の所、表現として面白く、かつ造形として洗練していければ良いと思いますし、この気持ちが自分の原点でもあるので。

学生の頃に某メーカーの焼きそばにこだわりすぎて、もはや

インスタントとは言えないくらいの焼きそばを作って食べるのが好きでしたが

まあ、そんな感じに似ていますね。

 

 

とにかく色々やってみたいので、熱が冷めないうちに行動してみようかと。

 

 

 

この機会を与えて下さいました大先輩とギャラリーオーナー様には心から感謝しています。

ご来場の皆様、本当にありがとうございました!!